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フクダ電子アリーナクリテリウム ビギナークラス13位

昨年のツール・ド・ちば以来、以下のようにエンデューロレースばかり出ていたけど、フクダ電子アリーナクリテリウムクリテリウムレースに初参加した。

フクダ電子アリーナクリテリウムは今年初開催の自転車イベントで、その名の通りジェフユナイテッド千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナの周りをコースに使って開催される。
クリテリウムは自己申告制(判断基準は告知されている)のレベルに分かれており、クリテリウム以外にエンデューロも開催されていた。
両方エントリーするか、どちらか一方のみにするか悩んでいたけど、クリテリウムのビギナークラスに申し込んだ。ビギナークラス以外にはピュアビギナー(レースがはじめての方)、マスター(40歳以上の方)、レディース(女性の方)、スポーツ、ミディアム、エキスパート、といったクラスがあり、自転車レースは初めてではないものの、ロードバイクを乗りはじめて2年未満(自転車レースの経験は半年と少し)ということで、ビギナークラス(1周約3キロのコースを約3周)を選んだ。

今回の目標

春のしもふさクリテで集団走行の経験が足りないと痛感したので、勇気を振り絞って近所のショップの練習会に申込んだのだけど、予定が合わなくて当日までに練習会へは参加出来なかった。とはいえ、今回のレースと同じような距離を複数こなすように練習してきたし、以下のような目標を掲げていた。

  • 集団前方をキープ出来るように積極的に前にいく
    • 前回参加した春のしもふさクリテで、スタート後に消極的だったことにより(集団走行に慣れていないことが原因だと思う)、集団前方をキープ出来ず、最終的に脚は残っているのに中切れしてしまった
  • 自己申告制とはいえ、クラス別に分かれていてビギナークラスなのでトップ10に入りが目標
    • 結果がどうかはビギナークラス全体のレベル次第かな

フクダ電子アリーナまで

今回のイベントに参加した理由のひとつとして、会場までアクセスしやすいということがあった。普段乗っているコースから少し先に行く程度で会場まで着くので、自走すればアップにも丁度良いし、輪行しなくてもいいので、手荷物も少なくて楽だなと思った(会場で手荷物は預けられるようになっていた)。
迷うこともなく、試走開始時間をちょっと過ぎた7時15分くらいに会場に到着。

フクダ電子アリーナクリテリウム来た!

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試走

フクダ電子アリーナに到着した後は記念撮影と受付をすませてコースを2周ほど試走。
「直角のコーナーや、急にコース幅が狭くなるところがあるな」くらいに思いながら、走っていたけど、今思えばどのくらいのスピードでどう曲がれば良いかをしっかり試すようにしたら、もう少しマシだったかなと反省。試走も目的をもってやるのと目的をもたずにやるのでは差が出るだろうな。

講習会

ピュアビギナーとビギナーに参加する人は、集団走行の講習会があった。試走をしていて途中からの参加になってしまったけど、前の人との車間や、二人一組での走行などをこなす。一般道では出来ないけど、横並びで車間を詰めて走行するとかは場所によって試してみたいと思った。

開会式のパンク

講習会が終わると開会式が始まった。
挨拶やら諸注意やらなどを聞いていると、後方から「プシュ~ッ」という嫌な音がした。「これから本番だってときに運が悪い人もいたもんだ」と思って振り返ると、どうやらパンクしたのは自分の自転車のようだった。周りからの「これから本番だってときに運が悪い人がいたもんだ」という視線が痛かった。
自分の出番は開会式直後ってわけではないけど、手間取って時間がかかったらマズイと思いながら、チューブ交換をした。なんだかんだでいつも当日は小さいトラブルがある気がする。この辺も慣れが必要なのかな。

フクダ電子アリーナクリテリウム開会式

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ローリングスタートまで

パンク修理が終わった後は、ピュアビギナークラスのレース観戦。観戦しながら「そのスピードは本当にピュアビギナーですか?」とか、「あの人のふくらはぎ、到底ピュアビギナーとは思えない」とか思っていた。スタート前はいつも「自分だけ取り残されたらどうしよう」とか考えているメンタルの弱さ。
スタート前には招集エリアでレース時の注意点などを聞く。目標は大事だけど、無事に完走することはもっと大事。そして時間となってローリングスタートした。

レース開始

アクティブスタートまでは集団で流れに身を任せていたのだけど、これが良くなかった。今日は積極的にと思っていたのに、流れに身を任せているうちに集団内での位置を下げていた。コーナーの練習とかも今までやったことがないのもあり、下手くそ且つ消極的になっていて、コーナーのたびに少しずつ後方に下がってしまった。そんなときにモトバイクの合図でアクティブスタートとなった。
こんなでは駄目だとギアをあげて前に行こうとする。コーナーで速度が下がった後のペースアップはキツいなと思っているときだった。視界の右前方でおきたことに気づく。コース脇に設置してある三角コーナーにぶつかってしまった選手が目に入った。さらに次の瞬間、その真後ろにいた選手が突っ込んで落車してしまった。自分自身は巻き込まれなかったものの、救護スタッフが駆けつけるのを横目に少し気持ちが折れてしまった。
結局、1周目から2周目の中盤までは集団後方で走行するという前回と同じようなレースになってしまった。3周目に入る少し前に「これでは前回と同じで終わる」と思ってペースをあげて前の方に行く。なんとか集団先頭まで出たと思ったけど、もっと先に先頭集団らしき影が見えて終了という感じ。
リザルトは13位(39人完走/41人出走)だった。後半に多少盛り返したとはいえ、結果的に前回の2時間エンデューロと同じような展開になってしまった。やっぱり前半に積極的に前方をキープすべきだけど、そのためには集団走行に慣れることと、コーナリング技術の向上が必要だなと感じた。

クリートフィッティング

レース後すぐに帰るのももったいないと思って、スマートコーチングのブースに立ち寄ってみた。
ブースではクリートのフィッティングサービスをしていて、今までこういったフィッティングには興味があるもののやったことがなかったし、2000円と金額もお手軽だったので、どんな感じがお願いしてみた。
てっきりクリート位置を調整してくれるだけなのかと思っていたけど、自分の自転車を用意しているハイブリッドローラーにセットしてペダリングを見てくれて、きちんとペダルに体重がのるようにするためにはどのようなポジションにすれば良いかなどのアドバイスをしてくれた。私の場合は体重にハンドルがのってしまっていることと、視線が下がってしまっているということだった。クリート位置を修正してもらい、アドバイス通りにペダリングしてみると、ペダルが軽く感じられた。「これで普段よりギアを一枚重くすることが出来たら(゚A゚;)ゴクリ」なんて思っていた。
短い時間といっても、自転車のプライベートコーチングスタジオということもあり、やってみて良かった。どうやらステムも少々長いかもということらしく、きちんとフィッティングを受けてサイズ変えてみたい欲が急上昇した。料金はこんな感じ。きちんとコーチしてもらったりトレーニングしてもらうことは、自転車が変わっても変わらないものだし、ホイールなどのハードウェアを買うよりもコスト効率は高いんじゃないかなとも思う。

今後に向けたメモ

  • 消極的なレースだったからでもあるけど、クリテリウム後の疲労を考えるとエンデューロも出来そうな感じだった
  • 集団走行に少しでも慣れるために練習会に参加しよう
  • 出来るところからコーナリング練習とかやってみよう
  • フィッテイングとサイズの見直しが気になるけどホイールも欲しいし、悩みは尽きない

次のレースはツール・ド・つくば2017 (第9回 筑波山ヒルクライム大会)。はじめてのヒルクライムはどうなることやら。