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春のしもふさクリテ2時間エンデューロに参加した

幕張新副都心エンデューロをDNSしてから約1ヶ月、4月30日(日)に春のしもふさクリテの2時間エンデューロに参加してきたので、感想をまとめておく。当初、このイベントへの参加は迷っていたのだが、幕張新副都心エンデューロDNSと同時に参加を決めた。結果的にとても楽しめたので、秋のしもふさクリテへの参加も心のなかでは決めている。

春のしもふさクリテ

春のしもふさクリテは名前のとおり2時間エンデューロだけでなく、クリテリウムも開催されている。クリテリウムはまだ出場したことがないのでエントリーに迷っていたら、迷っているうちに定員に達して締め切られてしまった。決断力のなさが悔やまれる。
会場はJR滑河駅近くにあるフレンドリーパーク下総で、2時間エンデューロは1周約1.5キロのコースとなる。

http://crra.powertag.jp/spshimofusa/access.html:title:w500

フレンドリーパーク下総へ

フレドリーパーク下総へはいつもどおり輪行する。最寄り駅から5時過ぎの電車に乗れば滑河駅に7時前に到着するので、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイよりはアクセスしやすかった。7時半が2時間エンデューロの受付リミットだったので、よほどのことが無い限りは十分間に合う。4時半の始発に乗れば6時前に到着することも可能だったけど、それは到着が早すぎる感じ。
滑河駅へは順調に到着。改札を出て自転車を組立てるときにリア側ホイールにつけているクイックリリースのエンド金具がなくなっていることに気づく。これではまともに走行できないし、レースに出ることも出来ない。焦ってどうしたものかと思ったが、会場に販売しているかもしれないので、とりあえず自転車を手で押してフレンドリーパークへ向かう。
輪行時にクイックリリースのエンド金具が外れてなくてしまうのはこれで2度目なので、対策しないと。

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受付、MERIDAブースにて

自転車だと滑河駅からフレンドリーパーク下総へはすぐなのだが、徒歩だと10分くらいかかる。なんとか受付には間に合ったものの、パーツの販売をしているブースとかあるか聞くと、そういった場所はないということだった。「詰んだ、ここまでか」と思ったけど、受付の横にあったMERIDAブースで余っているのがないか聞いてみたら、「余りはないけど、1000円で販売していますよ」ということだった
助かった、ありがとうMERIDAさん!

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スタンバイ

無事に出走出来ることになり、ゼッケンの取り付けをした。今回、こちらの記事を読んで以下のテープを買ってみた(上位争いをするわけでもないけど、使ってみたかった)。リンクの記事に書かれているように、ゼッケンの隙間はしっかり埋めることが出来る。これだけで安全ピンの代わりになるわけではないので、その点はご注意を。終わった後も手で剥がしてすぐに捨てられて便利だ。

会場には公式に手荷物預かり所は無いのだけど、事前に問い合わせをして「貴重品は以外であること盗難の可能性がゼロではないことに同意が出来ること」ということであれば、受付で対応可能ということを確認していたので、受付に手荷物を預けてコースの試走に向かった(荷物の預かりありがとうございます)。
セオサイクルフェスティバルの反省を活かして、スタートの集合場所には早めに並んで前方にスタンバイした。スタンバイ時にあたりを見回すと、周りには速そうな人がたくさん。半分より上位を目指していたけど、雰囲気的にこれは厳しいかなとか考えていた。スタート位置へ移動した後にライダーズミーティングをして、いよいよスタート。とりあえずやるしかない。

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補給

ここで今回の補給についてまとめておく。2つのボトルケージには両方共ドリンクをセット。開始30分くらい前にグリコ パワープロダクション ワンセコンドBCAA ゼリードリンクを飲み、補給食としてスポーツようかん、マグオンジェル・サプリメント、トップスピード、メイタンサイクルチャージをバックポケットに入れておいた。

ローリングスタート〜本スタート

ライダーズミーティングで説明されたように最初の1周半はローリングスタートなので、ゆっくりのスタート。後ろから位置をあげる人も数人いたので、少し位置は下がったけど集団内で本スタートを迎えることが出来た。
本スタート後、最初の2〜3周は集団形成でペースが速かったように思う。自分自身の緊張もあってか、Stravaを見てみると心拍が高くなっている。まだ集団での走行に慣れておらず、ちょこちょこ無駄なブレーキをかけてしまっていて、ペースを取り戻そうと息があがっていたように思う。とはいえ、きっちり集団内にいるし、満足していた。レース後の疲労感から考えると、集団走行の経験をつんで、もっと集団の前方にいけるようにしたほうが楽しめるなと思った。そこは次回に向けた改善点。

集団走行

リザルトから推測するとおそらく4番目か5番目の集団にいたのだと思う。 集団走行の経験が浅いことは自分自身が良く分かっているので、集団内後方で走っていた。集団走行に慣れておらずビビって集団前方にはいけないけど、身体的にはかなり余裕があった。しかし、この位置で走行していることが後ほど命取りになる。
今回のイベントはマトリックスパワータグの選手がサポートライダーとして参加していて、私がいた集団にもサポートライダーの選手がいたのだが、「あれ?少し集団のペースが落ちたかな?」と思った瞬間にサポートライダーの選手が集団の先頭まであがり、そこからペースが戻ったときは「カッコいい!!」と1人テンションがあがっていた。
集団の中に土井ちゃんサイクルジャージを着ている参加者がいて、土井選手に声を掛けられていた。羨ましい。土井ちゃんサイクルジャージは赤がメインカラーになっていて、赤が似合わないという理由で購入を断念していたのだけど、デザインも良いし買っておけば良かったかな。

ラスト30分強での中切れ

レースも1時間を経過すると集団走行に少しずつ慣れてきて、余裕が出てきた。集団後方にいるため、脚の疲労も少なく、このまま何事もなくこの集団でゴール出来たら今日はひとまずOKなんて思っていた。
ふとした瞬間に少し集団のペースが落ちたような気がした。「何があったのだろう?」と思いつつ、前方を確認する。場所はゴール前の坂が見えるコーナーあたりだった。するとすぐに前方に変化に気づいた。この集団を引いていたサポートライダーの選手が思ったよりも前にいる。すでに坂に差し掛かっているのだ。どうやらこの集団は中切れが発生していて、私たちは彼らに置いていかれたのだ。「なんで中切れしてるんだ」と思いつつ(集団後方でボケっと走っていた自分が悪い)、脚には余裕があったので、置いていかれたメンバーを横目にペースをあげた。
単独走行でいつまでもハイペースは続けられないので、「なんとか1周する前に追いつきたい」と思いながらペダルを回す。少しずつ前をいったメンバーが近づいてきて、ギリギリ追いつけるかもと思ったが、1周では追いつかず。それでも諦めずに追いかけたが、今度は自分の脚が売り切れて前は遠のいていく。結局約20分間の単独走行。集団で走っていたさっきまでとは打って変わって、キツイしペースは上がらない、地獄のような20分だった。Stravaで見ると心拍は上がっているのに、ペースは落ちていて悲しい悲しい。
単独走行はフィジカル的にはもちろん、「早く追いつかないといけない」という焦りがあって精神的にもかなり厳しいということが分かった。辛くなってきた頃に、良いペースの集団が近くにいればそこに加わることを考えていたが、そんなに都合よくいかない。
結局、追いかけていたメンバーが1周回ってきたところへ再加入し、そのままゴールを迎えた。
サイクルロードレースでも何かしらのトラブルで集団から遅れた場合に、単独で集団復帰する難しさについて解説されいたりするが、その厳しさを少しだけ垣間見た気がする。魔法の絨毯でもない限り厳しい。
レース前に読んでいた本にも集団内のどこで走行するかが解説されており、集団後方で走行することのリスクも書かれていたが、そのリスク通りの結果となってしまった。

栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング

栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング

終結

リザルトによると、出走メンバー138人中70位という結果。目標の半分以上にはギリギリ届かなかった。
しかし、もう1つの目標としていたレース全体を通して集団走行とう点は達成しているし、少し前進しているかなと思う。コースが違うので正確な比較は出来ないものの、セオサイクルフェスティバルは2時間で63.3キロだったところ、今回は2時間で75.9キロを走っていることからも間違いないと思う。
レース後は特に疲労が残っているような感じもしなかったので、自走で帰宅。集団走行に慣れていないから、力を出しきれずに消化不良になるのかなと思った。

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次に向けて

今回思ったことは、集団走行のテクニックと経験が足りないということ。集団走行がしっかり出来ないと力を出しきれないということが分かったのは良かった。
すでに書いたこと以外にも、なるべくペースを落とさずに補給することや、そのタイミングとかも足りないなと思った。集団後方にいたこともあって、ドリンクも1本で十分、補給食は1つ食べただけだった。
単独でもっと早く走れるように練習することも継続しつつ、集団走行の経験とテクニックの必要性を感じた(ショップの練習会とかに参加してみたいなと思った)。

参加賞

参加賞はチャレンジリーグの靴下でした!自転車用のソックスはそんなに持っていないので、嬉しい!

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まとめ

セオサイクルフェスティバルであげていた課題を改善しつつも、新しい課題が見つかったのは良かった。次に向けて頑張ろう。
イベント全体を通してもとても楽しかったし、秋もあるなら参加しようと思う。次はクリテリウムもやってみたい。スタッフのみなさん、マトリックスパワータグの皆さんありがとうございました!