パワー・トレーニング・バイブルを読んだ
ロードバイクが趣味になってからというものの、一人でお酒を飲むときはサイクルロードレースを見たり、ロードバイクの本などを読んでいることが多いのだけど、少しずつ読み進めていたパワー・トレーニグ・バイブルをやっと読み終えたので感想をまとめておく。
先に書いておくとパワー・トレーニング・バイブルはパワートレーニングを学ぶための必読書という感じだった。これさえ読んでおけば雑誌とかで特集されている数ページのものとか一切読まなくて良さそう。
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- 出版社/メーカー: OVERLANDER
- 発売日: 2011
- メディア: 単行本
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- 目次
- トレーニング本を読むようになったわけ
- なぜパワートレーニングなのか
- パワー・トレーニグ・バイブルを手にした経緯
- 挫折したポイント、特に良かったポイント
- パワー・トレーニグ・バイブルから実践していること
- 今よりさらに活用するために
- どんな人におすすめか
目次
パワートレーニグバイブルの目次は以下のとおり。そもそもパワートレーニングとは何かというところからはじまり、データの分析、トレーニング計画の方法、レースでの活用などパワートレーニングに関して詳しく書かれていることが目次だけで分かる。
- パワー・トレーニグとは
- パワー・メーター
- パワートレーニグの始め方
- 自分の得意分野と苦手分野を知る
- 最適負荷でのトレーニグ
- パワー・データの分析
- 平均パワーの限界を打ち破る
- パフォーマンスの調整方法
- トレーニグ計画・レベルアップ編
- 体力の変化を見る
- トライアスロン選手のために
- レースへの活用 - より速く走るために -
- その他競技への活用 BMX、シクロクロス、トラック競技、ウルトラ・エンデュランス
- まとめ
トレーニング本を読むようになったわけ
私が自転車のトレーニグ本をちょこちょこ読んでいるのは、大きく以下の2点。
1点目は割愛、基本的にはお酒のお供にちょうど良いのです。2点目はフルタイムワーカーに限らず学生も含めて、自転車へ完全にコミットしている人以外は自分の時間を自由にトレーニングにあてられるわけではない。仕事、勉強、家庭など優先するべきことがあって空いた時間でトレーニングすることになる。仕事の繁忙期や人生のイベントなどでトレーニング時間が減る時期などもあるので、効率良く強くなる方法は「強くなりたい、速くなりたい」と思う人にとってテーマになる。
また、個人的に自転車の練習方法というのを学んだことはないのだけど、サッカーや野球などでも常に実戦形式の練習をするわけではなく、パス練習やシュート練習、1対1など様々な形式の練習がある。自転車にも同じようなことが言えると思うのでトレーニング本を(過去にも)読んでいたりした。まだまだ練習に取り入れられていないのが多いのが残念な感じなのだけど。
ちなみに、プロは練習メニューをトレーナーにきっちり管理されているイメージがあったのだけど、こちらの記事を見るとどうやらそんなこともないらしい。
コンディショニングはタイで乗り込むことで土台作りをします。体のベース作りが大切。その大きな土台作りができていない選手が多いのではないでしょうか? 自分のこの方法は自己流です。浅田さん(エキップアサダ監督)の元で走っていた時は、メニューをもらってチーム皆で練習に行ってメニューをこなしていましたが、それ以降は自己流なんです。もちろん今もチームのトレーナーはいて、お願いすればトレーニングメニューを作ってくれます。でもメニューをもらうことはないですね。自分のトレーニングデータをトレーナー送って「いいトレーニングができているよ。去年と比べて同じくらいに仕上がっている」とか、確認してもらっています。
もちろんトレーナーのメニューでやる選手もいます。(ヴィンチェンツォ)ニバリがそうです。トレーニングする道路まで決まっていて、このルートで何分走やって、次はこっちの道路に行ってこのメニューをこなしてという具合です。
なぜパワートレーニングなのか
スマートコーチングでアドバイスを受けていたりすると、自分の体重をできる限りロスなくペダルに伝えるための重心、ペダリング、フォーム、ポジション、体の使い方などの大切さが少しずつ分かっくる。しかし、その上でより大きなパワーを長い時間出せるようにフィジカルをあげていくことも必要だと思うし、時間が限られるなかで効率的に効果をあげるためにの練習方法のひとつとしてパワートレーニングを学ぶことは無駄にならないと思っている。
パワー・トレーニグ・バイブルを手にした経緯
ロードバイクのトレーニングを調べていたりすると、パワートレーニグについて書かれているブログや本はとても多いのだけど、その中でも評価が高いトレーニング本が「パワー・トレーニグ・バイブル」かなと思う。パワー・トレーニグ・バイブルさえ持っていれば、他の本はいらないという人もいる。一方でとても詳細に書かれている分、途中で挫折してしまったという人もいるようだ。
私も昨年の3月に購入して読むのを挫折しかけてやっと読み終わったのだけど、読み終わってから振り返ってみるととても良い本だと思うし、何度か読み直して理解を深めようと思っている。
挫折したポイント、特に良かったポイント
大事なところとは思うものの、6章、7章あたりは内容も難しくなってきて挫折しそうにになった(この辺で読むペースが一気に落ちたり、他の本を読み出したりした)。しかし、ここを突破したトレーニング計画を立てるところや弱点を補うところはとても実践的だし、練習に取り入れるイメージもしやすくてペースアップしてスラスラ読めるようになった。これから読む人は6章、7章の峠で諦めることなく頑張ってほしい。
補足資料Bに紹介されている練習メニューは1時間前後の短時間のものから、長時間のものまで様々のレベルのものが紹介されていて、とても参考になった。
パワー・トレーニグ・バイブルから実践していること
と、ここまで書いておいて私はパワートレーニングするうえで必須といえるパワーメーターを持っていない。しかし、この時期は冬ということもありZwiftでローラー練習をすることが多くなている。Zwiftはスマートトレーナーでなくても、対応しているものであればある程度パワーを計測できるし、パワートレーニングが出来るような練習メニューがもともと用意されていたりする。練習メニューは自分で登録することもできるので、私はパワー・トレーニング・バイブルの補足資料Bに紹介されているメニューを登録して練習している。
Zwiftにもともと登録されているパワートレーニグのメニューでも良いとは思うのだけど、各トレーニングメニューをどのようなシーンで取り入れるかなども紹介されていたりするし、自分の練習時間や強化したいレベルに合ったものを選びやすかった。
今よりさらに活用するために
複数人で練習している場合は別として、一人でやる実走練習には少し課題を感じている。パワーメーターを持っていないので、自分がやりたい強度の練習と違った強度のトレーニングになってしまったりする場合がある。回復走のつもりでライドしていても、気持ちよくてついつい強度が上がり、回復走にならなかったなんてことがある。
また、紹介されているメニューにはダンシングすることを指示されているものもある。私が使っているローラー台はダンシングできなくはないが、やはり思い切りスプリントするには不安があるので、そういったメニューをする場合は外で練習する必要がある。
やはり最大限学んだことを活用するためにはパワーメーターが必要になってくる。
どんな人におすすめか
他の人が絶賛するようにパワー・トレーニグ・バイブルはパワートレーニングを学ぶための必読書という感じだった。パワーメーターを持っている人はもちろん、パワーメーターの購入を検討している人、パワーメーターは持っていないけど、スマートトレーナーやZwiftでパワーの計測をしている人にもおすすめできる。
私はこの本を読んで他の人と同じようにパワーメーターを買いたくなった。しかし、お金がないというのが困ったものだ。
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2019年の目標
前回のブログでは2019年スタート時点で自分自身が認識している課題とその対策という形でまとめたけど、今回はいわゆる目標というものを立てておく。どちらも今年の年末に課題を改善できたか、目標を達成できたかという点で振り返られれば良いなと思っている。
目標
BM杯個人TTで2018年の結果を上回る
毎年の目標。年令を重ねても去年の自分を上回り、自分史上最強を更新する。2018年は2017年よりタイムを上回ったとはいえコーナーで膨れてしまったりと改善できる余地があるし、地脚もまだまだ強化出来そうなので十分達成可能かなという感触。
パワーメーターを買う
春になって暖かくなってくると個人練も実走が多くなるのだけど、今年は実走の個人練ってもっと密度が濃い練習に出来ないかなと思うことがあった。ローラーだとZwiftで表示されるバーチャルのパワーを指針にできるのだけど、パワーメーターなどを持っていないので実走では疑問に感じることがある。より良い練習をするためにパワーメーターを使ってみたい。最大のハードルは金だ。買うための金がない。
BM以外の練習会に参加する
BMに入ってから土日や祝日の練習に定期的に参加しているけど、他のチームはどういうコースでどれくらいの距離でどう練習をしているのだろう?色々な人と練習することで自分自身の経験値も上がりそうだし、そこで得たことをBMの練習でも活かせるような気がしている。結果がどうなる分からないけど、やってみないことには分からないので、参加できそうな練習会に参加しようと思う。
E2昇格
今年も実業団登録を継続することにしたけど、2年目ということもあり今年はきちんと昇格が出来るようにしっかりと準備をしたい。レースでの位置取りとかの経験がまだまだ浅いということを昨年実感したので、草レースとかで経験を積みつつE2へ昇格する。
今年はどこまで実業団レース出れ得るかわからないけど、やれるだけやってこう。
その他
去年は走行距離や獲得標高を目標にしていたけど、距離や獲得標高が大切ではなく強くなることが大切なので、目標から外した。練習のなかで去年くらいの走行距離や獲得標高は達成するんだとは思うけど。
宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング
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ここ最近我が家の朝食はフルーツグラノーラばかりになってきた。2018年後半はオートミールが多かったのだけど、どうしても飽きてしまったりして食べなくなってしまった。我が家で食べているのはカルビーのチョコ&バナナ。栄養素だけでなく食べやすく継続出来るのも大事だな。
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2019年の改善ポイントと対策
前回のブログの最後に2019年に改善したいことをメモしておいたので、改善ポイントをもう少し掘り下げつつ対策を書き出しておく。
上り
2018年でも多少改善されたとはいえ、もっと人並みに上れるようにしないと上りがあるコースでは話にならない。多分今後も継続的に課題になり続けると思う。
パワーウェイトレシオをあげること、平坦基調の練習機会が多いのでもっと上りに慣れていかないくこと。
- 地脚強化
- トップシーズンは70キロ以下の体重にする(目標が低い)
- 近場で上りの練習ができそうなコース(TD55とか)での練習機会を増やす
コーナリング
コーナリングに関しては今まで練習らしい練習をしていない。コーナリングの技術の強化とコーナーでの立ち上がりを強化していきたい。
集団走行のときの省エネ
集団走行のときの省エネで改善するべきもので、自分が認識しているのは4点。といってもどれも普段の練習で意識をして体に覚え込ませるしかないかなと思っている。1つずつどう改善していきたいかをまとめておく。
- 先頭に出るときの省エネ
- 先頭引いているときの省エネ
- 先頭から下がるときの省エネ
- 集団の2番手以降で走行しているときの省エネ
先頭に出るときの省エネ
先頭に出るときに前走者を抜こうとして少し踏んでしまっているかな感じているので、エアロポジションを意識して前走者のペースを維持した速度で先頭交代するようにしたい。
先頭引いているときの省エネ
現状だと先頭引いているときに速度を維持する意識からかガシガシ踏んでしまっていて、短時間に脚を使っている気がするところをもう少し脚を使わずにエアロポジションを意識してつつケイデンスをキープするような意識をすれば脚の省エネが出来るのではないかなと思っている。
先頭から下がるときの省エネ
先頭引いているときに上記のような状態のため、先頭交代の合図を出して左にずれたらすぐにブラケットポジションかつ上半身を起こしてペダリングを緩めている。水泳で息継ぎなしで泳ぎ、息がしたくなったら足をついて立ってしまっているようだ。その結果、風を受けて一気に減速し、速度差が付きすぎてしまって集団の後方につくときに余計な脚を使っている。
もう少し余裕を持って先頭交代し、エアロポジションをキープして下がるときの速度差が付きすぎないようにしたい。
2006 ツール・ド・スイス 第7ステージ (オスカル・フレイレ 怒りのアタック)
集団の2番手以降で走行しているときの省エネ
速度の加減速もあるので、ある程度は仕方がないかもしれないけど、前走者との距離があき、その距離を詰めるために踏んでしまい、踏みすぎてしまってペダリングを緩めるということを繰り返している。もう少し集中して走行するようにしたい。
まとめ
具体的なアクションは以下のような感じになりそう。今回のブログはあくまで自分が抱えている課題に対する改善で、2018年の最初に立てたような目標は別途考えようかなと思う。
- トップシーズンの体重を70キロ以下にする
- TD55など上りがあるコースでの練習を取り入れる
- スマートコーチングのサイクルスクールへ参加
- 個人練をするときに、信号ダッシュを意識する
- チーム練で集団走行するときに省エネを意識する
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2018〜2019年末年始
2018年末から2019年始の練習の簡単なまとめ。毎年そんなに冬休みは長くないのだけど今年は9連休でそのうち6日間、外で自転車に乗ることが出来た。
12月29日 BM練 印旛周回コース
28日に仕事納めの人もいたからか人数も多くなく6名ほどの1パックでスタート、僕も28日に仕事納めからの忘年会でお酒が抜けずに体の動きが悪い。
周回コースまでの道中と合計4周の周回コースの2周までで人数が絞られてYちゃんと僕の2人になる。淡々とペースで走行するけど、上り坂のたびにYちゃんに離されて信号に助けられている感じ。いつドロップしてもおかしくない状況のまま最後まで我慢したけど、ラストのコーナーでミスしたところで終了。
最後まで粘ったのは良かったけど、コーナー下手だし、そこで諦めてしまって後ろにつけなかったのは良くなかった。
12月30日 BM練 NTフルコース
前日の疲れが多少残ってた。第1〜2ステージは、終盤にIちゃんのペースアップについていけずにチンチンにされて終了。第3ステージはラストが近づいてきたところで路面の穴を踏んでしまい、自転車チェックをしたのでそこで終了。といっても終始ドロップしそうだったので、最後にスプリントする力はなかったと思う。
12月31日 BM練 印旛周回コース
大晦日でさらに人数が少なく3名。いつもは4周だけど、参加メンバーで話し合って2周に変更。昨日の疲労はあるけど全員が生き残れる程度のペースでなるべく長く先頭を引くように心がける。周回コースのラストスプリントは脚がなくなって撃沈。帰りの西白井スプリントはなんとか勝利出来た。
人数は少なかったけど、意識して先頭を長く引いたので良い練習になった。
1月2日 ローラー
元旦は脚を休めたのでSSTレベルのローラー練をするものの、全然駄目。
1月3日 BM 初走り
これでも去年より上れるようになったのだけど、往路では本格的な上りになったらやはり上れるメンバーからドロップしてしまった。帰りはMさんを一本引き。上りもたくさんあって良い練習になった。今年はさらに上りを強化して、多少なりついていけるようにならないと。
サイクリング
養老渓谷まで行こうと思ったものの、膝が痛みだして帰宅。
BM練 NTフルコース
第1ステージは終盤のアタックに反応できず。もう少しでアタックかなと予想していのたで、ミスした。第2、第3ステージは終盤まで残るものんスプリントには絡めずに終了。第3ステージの西白井スプリントはせめて50キロまで上げて発射出来ずに残念。
まとめ
寒さが本格的になったこともあって練習の参加人数も少なくなってきたように思うけど、そのへんはどのチームや練習会も同じようなので仕方がないかなと思う(できれば冬もしっかり練習したいという人で集まって練習ができれば良いのだけど)。
個人的には年末年始はそこそこ乗れたかなと思うものの、課題は山積みなのでもっと頑張らねば。練習ボリュームを多くしたい気持ちはあるけど、自転車だけやってるわけないもいかないので、練習効率も追求していかねば。
最後に2019年の改善したいポイントとなりそうなところをメモしておいて次のブログにつなげておこう。
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2018年の振り返り
結局今年は年明けのブログとこのまとめのブログ以外に記事を更新しないという結果になってしまった。今年はレースとかに出たらしっかりレースレポートを書くつもりでいたのだけど、いかんかった。来年は多少雑でも良いからしっかりとレースレポートとかはブログにまとめていこう。
ブログを書いていないといって自転車に乗ってなかったわけではない。むしろ過去最高に頑張ったかなと思う、十分というわけではないけど。ブログを書かずにやっていたことは主に以下のようなこと。
- 練習してた
- レースに出てた
- サイクルロードレースを見てた
- トレーニング本を読んでた
- SNSしてた
- ブログ読んでた
- ゲームしてた
- 酒飲んでた
こう見るとまだまだ練習して強くなることは出来そうだなという印象。とりあえず来年に向けて今年を振り返っておく。
2018年の目標
2018年で設定した目標は以下。BM朝練の1班ではメンツによってはドロップすることはあるけど、基本的には全て達成したといえるかなと思う。自分史上過去最速であることも間違いなし。
- 年間走行距離12,000キロ
- 年間獲得標高100,000メートル
- BM朝練の1班で最後までついていけるようになる
- BM杯個人TTで2017年の結果を上回る
- ホイールを買う
年間走行距離
まだ今年は終わっていないけど、すでに12,000キロはオーバーしている。明日も朝練して15,000キロを達成してのフィニッシュとなりそう。
年間獲得標高
使っているサイコンの獲得標高、どこまで正確なんだろう?って思うけど、とりあえずStravaに残っているログでは130,000メートルをオーバーしている。
BM朝練
基本的にいつも1班で走っているし、1位フィニッシュとなったことも何度かあった。メンツ次第だけど、そこそこついていってると思う。まだまだなのは相変わらずだけど。
BM杯個人TT
2分17秒から2分11秒と6秒の短縮、でもコーナーでとても膨らんでいるしもっと短縮できる。
ホイールを買う
この通り、コスカボチューブレスユーザーとなりました。
クランクを105からアルテグラ、ハンドルを42から40に、STIレバーを新型105に変更したった。お気に入りのエアロハンドルとは一旦お別れ。
アクティビティ
渡良瀬TTとRoad to さいたまクリテリウム 2018 in彩湖を雨でDNSしたのが痛かった。特に渡良瀬TTは出たかった。
項目 | 2017年 | 2018年 |
---|---|---|
アクティビティ | 247 | 310 |
走行距離 | 11,319.1キロ | 14,998キロ(12月29日時点) |
レース参加数 | 5/7 | 8/10 |
目標達成数 | 2/4 | 5/5 |
その他振り返り
実業団登録した
登録するとしても2019年からかなと思っていたのだけど、実業団登録してE3で走ってみていた。もう少し脚力とかついてからかなと思っていたけど、早く登録して経験詰めたのは良かったかなと思う。講習を受けてチームアテンダントラインセンスも取得しといた。眠い眠いといは聞いていたけど、ここ10年でいちばん眠かったかもしれない。
レースの方は脚力をもっとつけていくのはもちろんのこと、集団無いで位置を上げるとかが出来なかったりなんだりしていたので、もっと位置取りがシビアなレースに出て経験積みたいなという感じだった。実業団レースの結果は渡良瀬TTはDNS、群馬は2回で1回目が集団から遅れて何とか完走、2回目はチェーン落ちでDNS。
草レースで2位と1位になった
どちらも袖ヶ浦でやったチームエンデューロ。サマーサイクルロードフェスタで2位、ウインターサイクルマラソンで1位。チームエンデューロに強力なチームがいなかった気がするけど、それでも表彰台に立つのは嬉しい。そしてチーム戦も楽しいなということを知った。
パワートレーニングバイブルとても良い
すでに誰もが知っている情報だけど、パワートレーニングバイブルは練習メニューを計画するのにとても良い。最初はなかなか読みすすめられなかったけど、今では誰もが絶賛するのがとてもわかる。
その分パワーメーターが欲しくなる。私はパワーメーターを持っていないので、Zwiftでのトレーニングメニュー作成にこの本を参考にしている。その分、ローラーがきつくなるのは仕方なし。Pioneerのパワーメーターがほしいなと思っていて、購入準備としてクランクを105からアルテグラに変更した。
スマートコーチングは引き続き
そんなに多く行けなかったけど1Dayキャンプに参加したりもした。最近、アドバイスに従ってハンドルを420mmから400mmに変更したけど、ハンドルを引く感覚がつかめてきたのでとても嬉しい。
2018年の感想
2017年に比べると強くなったとは思う、入賞出来なかったレースでも少しずつ集団についていけるようになってきた。しかしその分、より強い人を見れるようになってきて、まだまだだなという思いが強くなった。ペースの変化とかに弱いし、コーナリングテクニックも全然だし、課題は山積みと感じる2018年だった。
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2017年の振り返りと2018年のやること
昨日は参加しているチームの初走りイベントで2018年のスタートを切った。きちんと振り返りが出来るように、2017年の振り返りと2018年にやることを記録しておく。
2017年の振り返り
さっそく、Stravaに記録されているデータを参考にしつつ、2016年と2017年のを比較しながら振り返りをすることでどれ位の変化があったのかを見ていく。
247アクティビティ
今年合計で247アクティビティを記録した。1番多かったのは5月で、GWにかなり自転車に乗った記憶がある。
2016年は134アクティビティだった。今年はチームに参加したことによって、それ以降自転車に乗るモチベーションが保てて寒くなってからもアクティビティが減らなかったように思う。
11,319.1キロ
今年1年間の走行距離はで11,319.1キロだった。走行距離が1番多かったのはアクティビティと同じく5月で1300キロを超えていた。走行距離は密かに1万キロを超えることが出来ると良いなと思っていのだけど、チームに参加してから5月以外の月も1000キロを超えることが出来るようになったので、こういった結果になったのだと思う。
5/7イベント
今年は7つのイベントに参加して5つのイベントに出走した。今年は去年と違って自走で参加することも多かったけど、意外と自走は悪くなかった。参加を楽しみにしていたものの雨になってしまったりというのも経験。
BM杯は個人TTが2分17秒で8位だった。体が大きな私はTTはもっと出来るはずなので、この点はもっと上位を狙えるようにしたい。
目標達成数 2/4
2017年にたてた目標は4つのうち2つを達成した。
- ヒルクライムイベントに参加する(未達成)
- セオサイクルフェスティバルで2016年の成績を超える(達成)
- 200キロのロングライドをする(未達成)
- 新車を購入する(達成)
ヒルクライムイベントに参加する(未達成)
ツールドつくばが悪天候で中止になってしまい、近場で参加できそうなヒルクライムイベントがなく未達成となった。登坂能力の向上は自分自身の課題にもなっているので2018年は何かしら参加出来ると良いのだけど。
セオサイクルフェスティバルで2016年の成績を超える(達成)
これは普通にやっていたら達成が出来るので、そんなに高くない目標だった。振り返りのブログにも書いたように目標としては達成したけど、満足いく結果ではなかった。
200キロのロングライドをする(未達成)
結局200キロのロングライドはしなかった。今年とかに出来たらもちろん良いと思うものの、単純に平坦を200キロ走ってもどれだけ練習になるのか微妙なので、別の角度から目標を考えた方が良いかもしれない。
新車を購入する(達成)
PINARELLO GAN RSを購入したので達成。年末にFocus CAYOも購入したのは自分でもビックリ。
振り返りまとめ
2016年と2017年の振り返りを比較してみると以下のようになる。今年はよく乗ったと思うけど、3月末までにしっかりと乗り込んでベース作りをきちんとしたい。
2017年は本当に色々なことがあった。目標に立てた新車購入以外にも、チームBMレーシングへの参加は自分にとってとても大きな変化だったし、SMART COACHINGに通いはじめたのもとても良い出来事だった。2016年までは楽しいから乗りつつ漠然と速くなりたいと思っていたけど、2017年は目標とかが少し具体化される良いきっかけが出来た1年だったように思う。
項目 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|
アクティビティ | 134 | 247 |
走行距離 | 5,202.3キロ | 11,319.1キロ |
イベント参加数 | 2/2 | 5/7 |
目標達成数 | 1/3 | 2/4 |
2018年にむけて
自分自身が速く強くなれるかは自分の努力次第だけど、空き時間を効率よく使ってしっかりと練習したい。2018年に達成すべきことをクリアして、2018年末に「今が自分史上最速」と言えるようにしよう。実業団レース参加というのは決まったらその時また目標とかを考えよう。
- 年間走行距離12,000キロ
- 年間獲得標高100,000メートル
- BM朝練の1班で最後までついていけるようになる
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セオサイクルフェスティバル2017 2時間エンデューロに出場した
先日のブログhttp://okochang.hatenablog.jp/entry/2017/10/20/224220にエントリーしたことを書いたセオフェスに出場してきた。目標と結果を比較すると以下のようになる。順位は他の人にも影響されるが、周回数は目標を達成したので満足、とはいかない。もっといい成績を残せただろうなと思った。
項目 | 目標 | 結果 |
---|---|---|
順位 | 50位以内 | 67位 |
周回数 | 30週 | 30週 |
スタートまで
会場は2016年と同じ袖ヶ浦フォレストレースウェイだが、去年とは違って会場までは自走で行く。応援に来てくれるチームメートと6時に集合して出発。途中少しだけ道に迷ったものの会場までの約40キロをずっと引いてもらったので、ほとんど脚を使わないで到着出来た。ウォームアップにもなるし、自走も良いかも(この時期の早朝は寒いけど)。
会場には8時くらいに到着したので、すぐに受け付けをして計測器とゼッケンを取り付ける。去年の反省を活かして早めに列に並ぼうとすると、今年は2時間エンデューロと4時間エンデューロで並ぶ場所が分かれており、真ん中くらいの場所に位置取り出来た。出走する選手に注意事項の説明があった後、予定通りの時間にスタート。
スタート後
最初の1周はパレードランになっているが、ここも反省を踏まえてなるべく前にと位置をあげる。先頭が見えるくらいの位置まであがりリアルスタートになった。ここまでは去年の反省を活かせていて、良かったと思う。
リアルスタートしてから少しすると、先頭が少しペースアップをした。一緒に走っているチームメートがこれに反応して追い抜いていった。私はというと、先も長いし先頭集団でなくとも第二集団とかで最後までいければと追うことはしなかった。これが最初の失敗。最終的に千切れたとしても先頭集団についていくべきだった。参加者のレベルがバラバラのレースのなか、先頭集団にいたほうが安定した走行が出来たかなと思うし、やれるだけやった方がレース後の満足度も高かったのではないかと思う。
とはいえ、そこからはきちんち第二集団に残れるようにと集団の前方に位置取りをし続ける。スマートコーチングでアドバイスをしてもらったように、なるべく下りの勢いを活かして登れるようなコース取りも意識して、登りは去年よりもかなり楽に感じた。ある程度周回数をこなして、集団がどれくらいの人数になったか後方を確認してみると、思ったよりも人数がいた。これくらいの人数で安定するのかなと思って、少し集団後方に位置を下げる。これが二回目の失敗。集団の前方にいれば中切れに巻き込まれることもないはずなのに、今まで反省はなんだったのか。案の定、少したったら集団が分裂してさらに順位を下げる結果となってしまった。
その後は数人の小集団の前方でレースを続けるものの、風も受けてしまうしペースも上がらずでゴールした。
補給食はスポーツ羊羹とジェルを用意したけど、どちらも食べるタイミングがつかめず手を付けなかった。スポーツ羊羹は食べやすいし食べればよかった。ドリンクは二本差ししていたけど、一本しか飲まず。一本分はたんなる重りになってしまった。
レース後
レースの途中から風が吹いてきたが、レース後は風がどんどん強くなってきた。少しブースを回って、自走で帰宅する。まずはランチを求めて袖ヶ浦市街へ。お店への道中に横風区間があり、かなりキツかった。ランチは刺し身定食。補給食を食べてないので、もりもり食べる。
ランチ休憩後はそのまま自走帰宅。帰りも引いてもらったものの、高速ペースだったので、キツかった。レースより強度高いかもと思いつつ、良い練習になった。
今後にむけて
来年もしもう一度出るとしたら、最低でも先頭集団でゴール出来るようになる。次は今年最後のイベントBM杯。Focus CAYOにはまだ乗り慣れていないけど、満足する結果になるように頑張ろう。
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