CentOS6にRDS Command Line Toolkitをセットップ
こんにちは。
AWS各種コマンドラインツールセットアップシリーズのお次はRDSです。
RDSのコマンドラインツールは、Amazon RDS Command Line Toolkitが提供されています。
今回はこちらのツールのセットアップ手順をまとめたいと思います。
環境
前回構築したCentOS6の環境に追加する感じです。
手順
ホームディレクトリにはbinディレクトリを作成してあり、ここにツールを配置します。
$ ll total 4 drwxrwxr-x 4 okochang okochang 4096 2013-03-12 15:34 bin
最新版をダウンロードして解凍&binディレクトリに配置します。
※シンボリックリンクを作成するかはお好みで。。。
$ curl -LO http://s3.amazonaws.com/rds-downloads/RDSCli.zip $ unzip RDSCli.zip $ mv ./RDSCli-1.13.002 ./bin/ $ rm ./RDSCli.zip $ ln -s /home/okochang/bin/RDSCli-1.13.002 /home/okochang/bin/RDSCli
RDSの場合は認証に使用するcredential-fileを使います。
解凍したディレクトリにテンプレートがあるので、こちらをお好みのディレクトリに配置して下さい。
$ cd ~ $ mkdir .aws $ cp -R ./bin/RDSCli/credential-file-path.template .aws/credential-file
credential-fileにアクセスキーIDとシークレットキーを設定して、適切な権限を設定します。
$ vi .aws/credential-file AWSAccessKeyId=set your access key AWSSecretKey=set your secret key $ chmod 600 .aws/credential-file
環境変数を設定します。
※PATHの設定はそれぞれの環境に合わせて変更して下さい。($EC2_HOMEは前回設定したもの)
$ echo 'export AWS_RDS_HOME=/home/okochang/bin/RDSCli' >> ~/.bashrc $ echo 'export RDS_URL=https://rds.ap-northeast-1.amazonaws.com' >> ~/.bashrc $ echo 'export AWS_CREDENTIAL_FILE=/home/okochang/.aws/credential-file' >> ~/.bashrc $ echo 'export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin:$EC2_HOME/bin:$AWS_RDS_HOME/bin' >> ~/.bashrc $ source ~/.bashrc
こんな感じで動作確認をしておきます
$ rds-version Relational Database Service CLI version 1.13.001 (API 2013-02-12) $ rds-describe-db-security-groups
まとめ
EC2のコマンドラインツールと同じような手順でセットアップが出来ます。
最近はManagement Consleで出来る事が多くなってきましたが、コマンドラインツールやSDKの方が使いやすいシーンもあると思います。
とりあえずいつでも使える状態にしておいても損はなさそうですね。