okochangの馬鹿でありがとう

ふらふら適当に世間を生きる日々でございます

セオサイクルフェスティバル2017 2時間エンデューロに出場した

先日のブログhttp://okochang.hatenablog.jp/entry/2017/10/20/224220にエントリーしたことを書いたセオフェスに出場してきた。目標と結果を比較すると以下のようになる。順位は他の人にも影響されるが、周回数は目標を達成したので満足、とはいかない。もっといい成績を残せただろうなと思った。

項目 目標 結果
順位 50位以内 67位
周回数 30週 30週

セオフェス2017 リザルト

スタートまで

会場は2016年と同じ袖ヶ浦フォレストレースウェイだが、去年とは違って会場までは自走で行く。応援に来てくれるチームメートと6時に集合して出発。途中少しだけ道に迷ったものの会場までの約40キロをずっと引いてもらったので、ほとんど脚を使わないで到着出来た。ウォームアップにもなるし、自走も良いかも(この時期の早朝は寒いけど)。
会場には8時くらいに到着したので、すぐに受け付けをして計測器とゼッケンを取り付ける。去年の反省を活かして早めに列に並ぼうとすると、今年は2時間エンデューロと4時間エンデューロで並ぶ場所が分かれており、真ん中くらいの場所に位置取り出来た。出走する選手に注意事項の説明があった後、予定通りの時間にスタート。

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スタート後

最初の1周はパレードランになっているが、ここも反省を踏まえてなるべく前にと位置をあげる。先頭が見えるくらいの位置まであがりリアルスタートになった。ここまでは去年の反省を活かせていて、良かったと思う。
リアルスタートしてから少しすると、先頭が少しペースアップをした。一緒に走っているチームメートがこれに反応して追い抜いていった。私はというと、先も長いし先頭集団でなくとも第二集団とかで最後までいければと追うことはしなかった。これが最初の失敗。最終的に千切れたとしても先頭集団についていくべきだった。参加者のレベルがバラバラのレースのなか、先頭集団にいたほうが安定した走行が出来たかなと思うし、やれるだけやった方がレース後の満足度も高かったのではないかと思う。
とはいえ、そこからはきちんち第二集団に残れるようにと集団の前方に位置取りをし続ける。スマートコーチングでアドバイスをしてもらったように、なるべく下りの勢いを活かして登れるようなコース取りも意識して、登りは去年よりもかなり楽に感じた。ある程度周回数をこなして、集団がどれくらいの人数になったか後方を確認してみると、思ったよりも人数がいた。これくらいの人数で安定するのかなと思って、少し集団後方に位置を下げる。これが二回目の失敗。集団の前方にいれば中切れに巻き込まれることもないはずなのに、今まで反省はなんだったのか。案の定、少したったら集団が分裂してさらに順位を下げる結果となってしまった。
その後は数人の小集団の前方でレースを続けるものの、風も受けてしまうしペースも上がらずでゴールした。
補給食はスポーツ羊羹とジェルを用意したけど、どちらも食べるタイミングがつかめず手を付けなかった。スポーツ羊羹は食べやすいし食べればよかった。ドリンクは二本差ししていたけど、一本しか飲まず。一本分はたんなる重りになってしまった。

レース後

レースの途中から風が吹いてきたが、レース後は風がどんどん強くなってきた。少しブースを回って、自走で帰宅する。まずはランチを求めて袖ヶ浦市街へ。お店への道中に横風区間があり、かなりキツかった。ランチは刺し身定食。補給食を食べてないので、もりもり食べる。

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ランチ休憩後はそのまま自走帰宅。帰りも引いてもらったものの、高速ペースだったので、キツかった。レースより強度高いかもと思いつつ、良い練習になった。

今後にむけて

来年もしもう一度出るとしたら、最低でも先頭集団でゴール出来るようになる。次は今年最後のイベントBM杯。Focus CAYOにはまだ乗り慣れていないけど、満足する結果になるように頑張ろう。

Focus CAYOを購入した

前回のブログでフレームへのダメージなくローラーで練習するためにハイブリッドローラーを購入したことを書いた。それによって、ローラー専用に安価な自転車を購入する必要もなくなり、新しい自転車に求める条件も変わってきた。
ハイブリッドローラーを購入した後、新しい自転車を購入するにあたって求めるものを整理すると以下のようなものになった。

  • 予算内で買える自転車であること
  • お世話になっているズノウイーストで買える自転車であること
  • PINARELLO GAN RSと同じくらいのサイズの自転車であること
  • GAN RSと同じ105のコンポがついた自転車であること
  • GAN RSとタイプが異なる自転車であること
  • GAN RSをオーバーホールなどに出しているときの練習でも使えるくらいの自転車であること

今まではエントリーグレードのアルミロードを考えていたのだが、状況が変わったことによって予算内であれば、フレームの素材はアルミでも、カーボンでも、クロモリでも良いかなと思うようになった。とはいえ、そもそも予算をそんなにとっていないので、ハイエンドなものは購入出来ない。お世話になっている自転車屋で買える丁度良い自転車がないかなとカタログやネットを見ていたある日、自転車屋に飾られているAG2RカラーのFocus CAYOに気づいた。
お世話になっている自転車屋の店頭には、私の体型に合うサイズの自転車はあまりなく、この自転車も小さいサイズのものだと思いこんでいた。しかし、よく見てみると、私が買おうとしていたサイズの自転車であることに気づいた。そして定価だと完全に予算オーバーになのだが、結構な値引きがされていて予算にギリギリおさまる位の価格になっていた。数日悩み、私の要望を満たした自転車だと思い、店頭で自転車について聞いてみることにした。
どうやら購入予定の人がキャンセルをした自転車ということで値下げされたものらしく、フレームのサイズは丁度良いものの、クランクは170mm、ステム100mmと、自分にとってはどちらも小さいということが分かった。しかし、クランクは同グレードのものなら交換OKしてくれるということだった。ステムはアルミのものであれば、そんなに高くならないし、これは買うしかないと購入を決めた。
ハンドルとステムはITMのものが使われていたが、AG2Rカラーなら将来的にハンドルも交換するとして、ステムはfi'zi:kのものをお願いしたところ、ハンドルもお店に余っていたfi'zi:kに変えてもらってしまった。ありがたすぎる(最終的にはITMのステムもお店で再利用するからということで、fi'zi:kのステムと無償交換対応してもらってしまった)。サドルはSAN MARCOのものがついているが、こちらも長くつかっているfi'zi:kのサドルに変更する予定。バーテープに合わせてホワイトカラーのサドルにする。

Focus CAYO 写真

GAN RSが真っ黒なので、CAYOは爽やかなカラーにした。

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AG2RモデルのCAYO

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ハンドル、ステム、バーテープはfi'zi:kで統一。ゆくゆくはサドルもfi'zi:kに変更する予定。

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お世話になっているズノウイーストのステッカー

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所感

基本的には今乗っているGAN RSとポジションは合わせてもらっているが、フレームもその他のパーツも違うので、まったく同じというわけにはいかないので、少し微調整が必要かなという感じがしている。しっかり乗り込んで、PINARELLOと使い分けが出来るくらいまで馴染むのが今から楽しみだ。

新しいローラー台を購入した

さて、前回のブログでローラー台を売ったことを書いたが、新しくローラー台を購入した。購入したのは2台目ではなく3台目だ。実はブログに書いていなかったが、ローラーでの練習をより良いものにするべく、Zwiftを始めて、スマートトレーナーであるTacx Bushido Smartを購入していたのだ。
Tacx Bushido Smartはスマートトレーナーなので、Zwiftでトレーニングをしていると、仮想空間での勾配に合わせて自動的に負荷を調整してくれてZwiftを最大限楽しむことが出来る。現在はローラーでのトレーニングは基本的にZwiftでやっているので、この点はとても満足していた。

Tacx(タックス) Bushido Smart

Tacx(タックス) Bushido Smart

私はなぜ3台目のローラーを購入したのか。それは、固定ローラーでは避けてとおれないフレームへのダメージが気になるようになってしまったからだ。固定ローラーによるフレームへのダメージが気になる人は、以前の私のように古い自転車を半分ローラー専用にしていると思う。しかし、私はその役割を担っていたCorratec Dolomitiを売ってしまっている。当初、安価なロードバイクをローラー用に購入しようと考えもしたのだが、ロードバイクは安価なものでもそれなりのお金が必要になる。せっかく新しく買ったのを固定ローラーで痛めてしまうのももったいなく、それならフレームへのダメージがないローラー台を購入しようと考えたのだ。 フレームへのダメージないローラーだと3本ローラーということになるが、集合住宅に住んでいる私にとっては音が気になるので、ハイブリッドローラーを選択することにした。
購入したのは、GROWTACGT-Roller Flex3

グロータック  GT-Roller Flex3

グロータック  GT-Roller Flex3

インプレとかは以下のサイトに詳しく書かれているので割愛する。先日受けたプライベートコーチングのスタジオでもこのローラーを使っていて、こういうタイプのローラーの方が自分にとって練習になりそうだと思って購入を決めた。

GT-Roller Flex 3 インプレッション 優れた設計思想を備えた本格ローラー

Tacx Bushido Smartと違ってスマートトレーナーではないので、Zwiftの勾配に合わせて自動的に負荷を調整してくれるわけではない。しかし、クラシックトレーナーとしてZwiftでもサポートされているので、指定された負荷に合わせスピードセンサーと接続すればもちろんZwiftで利用することも出来る。
最近では、このローラーとZwiftのワークアウトモードを組み合わせてトレーニグをしている。

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さよならCorratec Dolomiti

先日、私にとってもはじめてのロードバイクCorratec Dolomitiの下取りが終わった。
下取りは今年の夏くらいから考えるようになった。ここまで自分が自転車にハマったきっかけになったロードバイクだし、思い入れも強いのだけど(購入して本当に良かった)、以下のような理由から下取りに出した。

  • 購入当初よりも自転車になれてきたこともあって、Dolomitiのサイズが大きく感じてきた
  • 固定ローラー用且つセカンドバイクとなる自転車はもっておきたい
  • 自宅に置いておけるのはPINARELLOの他にもう1台が限界

自転車に慣れてきたことにより、前傾姿勢をとることがそれほど苦ではなくなってきたことや、Dolomitiよりも一回り小さいPINARELLOをメインで乗っていることもあって、ローラー練でDolomitiに乗ると大きく感じるという状況だった。そしてこれを解消するとなると新しい自転車に乗り換えることになるしが、自宅にはスペースがないので下取りを出すことにした。他にも使わなくなった固定ローラーと、固定ローラー専用で使用していたホイールを下取りに出した。 今回、下取りをお願いしたのはバイチャリさん。Dolomitiはフロントディレイラーの調子が悪いこともあるし、そんなに高い値段はつかないだろうと思って、他社との比較はせずにお願いした。出張下取りしてくれるし、電話一本で予約もできるので、下取りはスムーズに終わった。査定金額は予想通り高くはならなかったけど、他社と比較しても大差はないかなと思う。
私の場合は自転車のサイズも大きいし、引き取り手がいなかったけど、もしロードバイクを売るときに友人などに引き取り手がいるのであれば、そちらに格安で売るというのも良いかもしれない。
少々寂しかったけど、これで次の一歩につながるので、良かった良かった。

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今までありがとうDolomiti。

セオサイクルフェスティバル2017 2時間個人エンデューロにエントリーした

秋のしもふさクリテの2時間エンデューロの結果が散々だったこともあってエンデューロは回避しようと思っていたセオサイクルフェスティバル、最終的に2時間個人エンデューロに絞ってエントリーし、ロードレースは回避した。
チームメンバーの人と合わせたというのもあるけど、2017年の目標であげていたもののなかでも、今年の自分が去年とくらべてどうだったかという比較をするために良いレースだし、そう思ってたてた目標なので、ブレてはいけない。ある意味私が今年1番重要視していたレースではないか。

seocycle.net

去年との違い

去年のエントリーブログ参加レポートブログを見ながら、自分自身以外に前回とどんな違いがあるかを書き出してみる。

機材 去年 今年
フレーム Corratec Dolomiti Pinarello GAN RS
コンポーネント シマノ SORA シマノ 105
ホイール シマノ WH-R501 MAVIC COSMIC ELITE
タイヤ IRC tire IRC JETTY PLUS Continental GRAND PRIX 4000 S II
シューズ シマノ SH-RP300MWE SIDI GENIUS 7

ほとんど全てが違う。
去年と比較してみて自分自身がどう変化したかを比較するために同じ機材で参加しようと思ったけど、せっかくお金だして参加するのにベストな機材を選択しないのももったいないし、機材も去年と変わったものの1つなので、乗り慣れたもので出場する。

前回の振り返りを見直す

スタートラインでの場所取り

去年はスタートラインでほぼ最後尾且つ、そこから前に行くスキルも体力もなかった。今回は会場までは自走で行く予定だ。最近出ているレースではなるべく早く並んでスタートラインでは前にいるので大丈夫そう。

パワー不足、スタミナ不足

ここは今年の頑張りが試されるところ。ハートレートセンサーが欲しいと書かれていたけど、持っているので忘れないようにする。

体重

コースはそれなりにアップダウンがあるため、登りで体の重さを感じた…。サイクリストとしてはまだデブだけど去年よりはだいぶ軽くなった。

今年の目標

前回は180人(完走)中、103位で27周したようだ。去年の振り返りで30周という数字が出ていたので、30周することと50位以内とかが丁度良さそうな目標かなと思う。目標達成のためにも秋のしもふさクリテと同じ失敗をしないようにすることと、しっかり練習をしておきたい。
今こうして去年との比較をしながら目標をたてていて、やっぱり去年出場しておいて本当に良かったと思う。

スマートコーチングで初回カウンセリングを受けてきた

先日、フクダ電子アリーナクリテリウムクリートフィッティングサービスを受けて気になっていたスマートコーチングの初回カウンセリングを受けてきた。自分自身で後からきちんと振り返りが出来るように、ブログにまとめておく。
クリートフィッティングを受けて気になっていたものの、プロも受けるようなコーチングをマンツーマンで受けることができるということは金額もそれ相応になるので、なかなか一歩踏み出せないでいた。しかし、最近読んだ「ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え」という本の中に下手を固めるという言葉が出てきたこととで受けることを決意した。この言葉はもともとはゴルフの言葉みたいだけど、自転車にも置き換えることが出来る。単純に自転車に乗ることはもちろん出来るが、スポーツとして乗りこなすという観点では、出来ているかは分からない。そもそもスポーツとしての乗り方を学んだことはないし、書籍などで学習してなんとなく真似をしていたとして、きちんと出来てるかの判断が出来ない。

もし正しい乗り方が出来ていない場合、練習も少しずれた方向に努力していることになるし、間違った乗り方が染み付いてしまうと正しい乗り方を覚えても切り替えるのに時間がかかってしまうと考えた。体力が年々落ちるおじさんとしては出来る限り効率が良い努力をしたいし、自転車の乗り方とかテクニックというのは体力が落ちても衰えないものだとも思うので、今の自分にとって費用に対するリターンはかなり大きいと考えた。 前置きが長くなったが、こういう経緯でスマートコーチングで初回カウンセリングを受けてきた。

初回カウンセリングまで

スマートコーチングは完全予約制なので、予約・問い合わせページから予約を行う。その後フォームに記載したメールアドレスに返信があり、どんなオプションの選択や日程調整をするような流れとなる。私は自分のバイクのセッティングが正しいのかも気になっていたので、バイクプラスも申し込んだ。
日程が決まると、カウンセリングに必要なアンケートや同意書のPDFが送られてくるので、当日までに記入して持参する。その他、当日は自分の自転車、室内用スポーツシューズ、タオル、ドリンクといった必要なものも教えてもらえる。

スマートコーチングへ

自分の自転車が必要なのであれば、自走してしまうのが1番手っ取り早いので、自走した。自宅からは30キロ強だったので、サイクリングには丁度良い。場所は少々分かりづらいので、初回は少し余裕をもっておいた方が良いと思う。私も場所が分からずウロウロしていたのだけど、ちょうど出勤したコーチに声をかけてもらって、事なきを得た。

インタビュー

スタジオに入り、準備が終わるとコーチからのインタビューが始まる。このインタビューはコーチが相手の気持ちを理解して、相手により分かりやすい表現で伝えるという意味合いが含まれているということだった。せっかくマンツーマンでのコーチングなので、疑問や質問はどんどん聞いたほうが良い。

現状撮影

インタビューが終わると、スタジオにあるハイブリッドローラーにセットされた自分の自転車にまたがり、以下の4パターンのペースでローラーを回す。ローラーを回している最中は後ほど振り返ることが出来るように動画で撮影する(スマホを持ってる人は自分自身のスマホでも撮影してくれる)。

  • FTPペース
  • 下ハンを持ち、ペースをあげて先頭を追うような速度
  • 角度をつけて坂を登るイメージのFTPペース
  • 角度をつけて坂を登るイメージでペースをあげて先頭を追うような速度


コーチング前下ハン

振り返り

撮影を追えると、撮影した動画を見ながら自分自身のフォーム、ペダリングなどをどう思うかという意見交換をコーチとしていく。基本的に最初にコーチから自分の意見を言うように促される。自分が自転車に乗っている姿を見てどうということは経験がないので、戸惑ったが、別に正解を言うことが求められているわけではないし、感じたままの意見を言えば良いのだと思う。また、動画はスロー再生もしてくれるので、そうするとなんとなく感じることもある。
私も、最初はなんと言えば良いのか分からなかったが、スロー再生された動画を見ていると、おやおやペダリングで踏み込みが遅いなと思えてきた。特に下ハンを持ってペースをあげた状態が顕著で、自分としては上死点(12時)から踏み込みをしていると思っていたが、2時過ぎから踏み込みがされていて、下死点(6時)を過ぎたあたりでも力が入った状態になっているように見えた。疲れが出てくると更に3時位から踏み込んでいるようにも見える。
こういうことを伝えると、コーチからどう思うかという意見(私の意見についてどう思うか+その他に気づいたこと)が返ってくる。コーチは「不調になった時に自分自身でおかしな点に気づいて修正が出来るようになってもらいたい、ティーチングではなくコーチングです」といったことを言っていた。
他にも、以下のようなポイントが課題となっていた。

  • 座っている場所が前過ぎて、ハンドルに荷重になっていて、速度を出したいときにペダルに体重がかかっておらず、その分を脚で踏みにいっているために無駄足を使っている
  • ペダリングの下死点から上死点ビンディングに頼って引き上げすぎている
  • 登りの場合は座る位置が後ろ過ぎて、こちらもペダルにきちんと体重がかけられていない
  • 全体的にBBの中心に体の重心が来ていない

修正

まず最初にBBの中心に体の重心が来ていないことを修正するために、クリートの位置を調整した。私の場合はクリート位置が前すぎるために、体の重視が前目になっていたので、クリートを後ろ側に調整。クリート調整をした後、ペダルを水平に、サドルからお尻を離してバランスをとったときに左右の足にきちんと体重がかかっているかをチェック。何度かフォームチェックをしながら、前傾姿勢が取れて且つハンドルに体重がかからないように以下のようなポジション調整をした。

  • サドルの後退
  • ハンドル位置を下げる(スペーサー1つ分)
  • ハンドル角度の修正
  • ブラケット位置の修正
  • ステムを交換(110mmから120mm)

どのような調整が必要かは人によってまるっきり変わってくるはず。その他にペースを上げたいときは下ハンを握り、ニュートラルポジションよりサドルの後ろ側に座って前傾姿勢をとる。ペダルに体重がかけられていれば、ペダルを脚で踏む必要はないので、足をあげることに集中すれば良い。この時にビンディングを使って力で引き上げるのではなく、太ももをあげる動きをする。しっかりと出来れば、フラットペダルでもアタックがかからない限り集団についていけるようだ。
頑張るポイントは、ペダルを踏む動きではなく、前傾姿勢を保ち太ももをあげる動作をするということだった。ペースがあがったときは前傾姿勢をより深くする。また、ペースが落とすときに一気に脱力して(ギアも軽くして)上体を起こしてしまっている。ペースを落とすときはギアを一段だけ軽くして、前傾姿勢を保ったまま1センチだけ上体を起こし、回復することも覚えないといけない。
ペダリングのテンポが変わると、そこで足を使ってしまうので、ペースを上げるときも下げるときもペダリングのテンポは変えない。ペダリングのテンポを一定に保つことが体力維持につながるので、メトロノームのテンポに合わせてペダリングすることも効果的ということだった(太ももを上げる動作でテンポに合わせる)。
他にも前方を見るときは少し顎を引いたほうが良いとの課題が出た。というあたりまで来て、時間的にもこれ以上一度に詰め込みすぎてもとなり、登坂時の修正は次回へと持越しととなった。


コーチング後下ハン

今後にむけてやることのまとめ

今回のコーチングを受けてみて、こんなことを考えている。動画を撮影して、自分のフォームをチェックすることってとても勉強になったので、ローラーやっているときに撮影出来るようにしたい。

  • 修正したフォームで自然に乗れるように意識する
  • フラットペダル練習の日を作って太ももを上げる練習をする
  • メトロノームに合わせてペダリングする練習をする
  • インターバル練習などでペースを落とす時に前傾姿勢を保てるように意識する

感想

自転車に何を求めているかによって満足度は変わってくると思うけど、私は本当に受けて良かった。他の方もブログで書いているようにもっと早く受ければ良かったと思う。早く走るという目的には自転車のパーツを高級品にアップグレードするよりもコーチングにお金をかけた方が費用対効果が高いはずと思って申込んだけど、私の場合はこれは間違いないという感触をもった。
老化によって体力は年々衰えていくが、今回学んだことは意識続ければ失われるものではないように思う。

秋のしもふさクリテに参加してきた

先日、春も参加したフレンドリーパーク下総でのイベント、秋のしもふさクリテに参加してきたので、振り返りをまとめておく。イベントの数日前から台風が接近してきていて、関東にも直撃する可能性があり、中止の可能性もあったのだが、なんとか直撃をまぬがれて開催された。とはいえ、特に午前中は風が強く横風に煽られて危険という状況だった。

フレンドリーパーク下総へ

春も参加しているので、滑河駅まで輪行すること、そこからフレンドリーパーク下総までの道のりに不安はなかった。しかし、これが甘かった。冒頭に書いたように当日は風がかなり強く、自転車を輪行袋に入れることにかなり苦戦した。強風で自転車やホイールが倒れてしまう可能性があったり、輪行袋を広げると風を受けてコントロールが出来なくなったりと一苦労。思ったよりもかなりの時間を使ってしまった。
余裕をもって自宅を出たので電車の時間には間に合ったものの、強風の影響で電車そのものも遅延をしている状況、何とか成田駅までは到着したもの、受け付けの時間が迫る中、成田駅からフレンドリーパーク下総までの14キロほどを自走することになった。受け付けの時間には何とか間に合ったものの、ウォームアップには十分すぎる自走になった。
受け付けが終わると今度は2時間エンデューロの集合時間が迫っていたので、ゼッケンや計測器を取り付け、朝ごはんのパン(慌てて食べてなかった)を口に詰め込み、自販機でスポーツドリンク2本をボトルに詰め替えて集合場所に向かった。

2時間エンデューロ

スタート前にサイコンの心拍を見てみるとすでに120を超えていた。スタート地点に集合出来た時間が遅かったので後方からのスタートとなったが、スタート後に少しだけ前方に位置をあげる。春に参加したときは集団内走行に慣れていなくて位置をあげることが出来なかったけど、チーム練習に参加したこともあって、集団での走行に少しだけ慣れてきたのかもしれない。
数周すると、ペースが丁度よい集団の後ろにつけて、風がキツイものの調子良く走れている気がしていた。しかし風の影響でキツかったのか、そのうち集団から遅れるようになってしまった。集団から遅れた後に単独で走る時間が長くなってしまい、風を受けたかなり体力を消耗してしまった。気づいたらまだ開始1時間も経過していないのにドリンクがほぼなくなっていた。とはいえ喉が乾くので、さらにドリンクを飲むのだが、なぜかスポーツドリンクで喉が潤わず、むしろ喉が乾くような感じになっていた。もしかしたらペットボトル症候群に近い状態になっていたのかもしれない。ドリンクはやはり1本は水にしておけば良かったと思っても後の祭り。
そこからは脚も回らなくなり、腰も痛くなりと、心が完全に折れてしまって、次もあるしリタイアするかどうかを悩みながらダラダラ走っていた。1時間20分が経過したころに、リタイヤしようと思ってスタッフに声をかけたところ、休憩が出来るみたいだったので、休憩と水の補充をしてなんとか喉の潤いは回復。レースにも一応復帰したものの、軽く脚を回す程度の状況でゴールとなった。
こんな状態だったので、春より走れないという結果になった。終わってからよく考えてみると、ドタバタしていて起床してから水も飲まずに自走をし、2時間エンデューロをスタートしていたことに気づいた。ドタバタして前半でドリンクを飲み干してしまったのは、もったいない事をした。とはいえ、やはり地脚とドラフティングテクニックの無さも痛感する。

クリテリウム ビギナーⅡクラス

エンデューロ後に水分や補給を取りつつ、チームのメンバーの応援をしながら次のレースまで体力を回復を待った。スタートまでは2時間ほど空いていたので、ドタバタすることなくスタートした。クリテリウムはコースを6周と時間は短いが、その分エンデューロよりも強度が高くなる。リアルスタート直後からペースが一気にあがる展開。なんとか2周は集団後方につけていたが、少し前の選手から中切れしてしまって、先頭集団から半周ほど遅れた小集団でゴール。
レース後、チームの先輩に「中切れしないためにも前で勝負するしかない、前でも後ろでもキツイのは同じ」とアドバイスをしてもらった。今回も少しでも体力温存しようとか考えて集団後方で走ったりして、結局キツイし結果も出ないってパターンだなと思った。地脚やテクニックの無さはもちろん、玉砕覚悟で勝負する気持ちが足りない。

応援

その後はチームの人とレースの応援をしたりして、イベントを楽しんだ。今までは応援する人とかいなかったのですぐに帰っていたけど、こうして応援する人がいるとレース後もイベントを楽しめる。
もちろん自分が走っているときも応援してもらったし、応援されると1人で頑張るよりやる気が出てありがたかった。

自走帰宅

帰りはチームの人と自走で帰宅。私の脚は完全になくなっていたので、帰り道は全部ひいてもらった(ひいてもらいながらも何度も最後尾で千切れそうになっていた)。ありがたや、1人だったらどれだけ帰るのに時間がかかったことか。

まとめ

結果は良くなかったけど、今までと比較してとても楽しめた1日だった。地脚の強化のためにもやっぱりスマートコーチングに行ってみようと思った。チーム練習では少しでも効率良く走れるようにドラフティングテクニックを学ぼう。
次は1年前初めて参加したイベントレースのセオサイクルフェスティバル。2時間エンデューロに出場する予定だったけど、今回苦しんだせいか2時間エンデューロは回避してロードレースのみにしようかな。