okochangの馬鹿でありがとう

ふらふら適当に世間を生きる日々でございます

トラブル発生時の選択肢、選択、行き着いた考え

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ロードバイクを購入してから約1年が経過したが、フロントギアがアウターからインナーへ変速しづらくなってしまった。
まったく変速しないわけではないのだが、平坦な道から坂道を登るときにストレス無くスムーズにギアチェンジするためにも早いところ状況を改善したい。実際、先日坂道へ登る前にアウターからインナーへギアチェンジが出来ずに、重いギアで必死に坂道を登ったのであった。

考えられる選択肢と私の選択

この状況で私が考えにあった選択肢は以下の2つ。ちなみに私はこの1年でチューブ、タイヤの交換、バーテープの交換は出来るようになったが、その他のメンテナンスは一切出来ない素人である。

  • ショップに持っていき、プロに修理を依頼する
  • ネットの動画などを調べて見よう見まねで修理する

前者の場合、早く(ショップで修理依頼をしているお客さんがどれだけいるかによって変化する)確実に修理が完了する反面、費用がかかってくる。後者を選択した場合、費用は必要ない(修理に専用の工具が必要な場合は工具を購入する費用がかかる)が、修理方法を調べる時間や修理時間がかり、素人作業のため修理が完了するかは分からない。
私は、リアディレイラーは今後も調整の必要が出てくる可能性があり、自分自身の技術力向上や経験のためにも後者にトライしてみた。

選択の結果

専用工具は必要なかったので費用はかからなかったが、修理は完了しなかった。
いや、「修理は完了しなかった」というのは正確ではない。修理が完了しなかったならまだ良かったが、状況が悪化した。近いうちにショップに持っていって修理を依頼しようと思うが、状況が悪化したことにより、すぐにショップに持っていくよりも多く費用がかかりそうだ。
私は今回のケースにおいて、後者を選択した結果、「修理に時間をかけ、状況を悪化させ、費用を多く払って修理をしようとしている」ということになる。

同じことが仕事でおこったら

ゾッとする。障害が発生し、見よう見まねで適当に対応したら、状況を悪化させ、大金つんでその道のプロに泣きつきつつ、報告書を書くといった状況ということだ。もちろん、仕事の場合は今回の私のような行動が発生しない状況を何かしらの方法で実現しているのだと思う。
早い段階でその道のプロに相談するというのはとても大事なことだ。

教育という面で考えてみる

今回、私が前者を選択したのは、「リアディレイラーは今後も調整の必要が出てくる可能性があり、自分自身の技術力向上や経験のため」という点からだ。 トラブル解決を優先するという側面では前者の方が効率的だが、最初から前者を選択すると失敗の経験をすることも出来ない。とはいえ、本番環境を技術力向上や経験の場に使うと今回のようなことになってしまうので、失敗が許される環境で経験を積むという必要が出て来る。
私には経験を積むための環境がなかったのだ。

行き着いた考え

こうなると2台目が必要ということになるが、練習用のロードバイクを今から買うよりも、今よりもロードを買い、今のロードバイクを練習用として使という考えに落ち着いた。自転車沼にハマった時の考えは怖い。